普及が進む”常時SSL化”
”常時SSL化”が必要とされる理由
”常時SSL化”とは、Webサイト全体を暗号化することです。以前は、サーバー証明書を設定していてもログイン情報や個人情報を入力するページのみをSSL化しているサイトがほとんどでした。しかし、暗号化されていないページにアクセスした場合、IDやパスワード、個人情報などが盗まれたり、データを改ざんされたりするおそれがあります。こういった被害からユーザーを守るため、一部分だけでなくWebサイト全体を暗号化する常時SSL化が必要とされています。
GoogleやFacebook、Twitterなど、インターネット上の著名なサービスも続々と常時SSL化しています。
”常時SSL化”のさらなる2つのメリット
1.SEO効果への期待
常時SSL化することが、SEOの観点からも良い影響を与える可能性があります。Googleでは常時SSL化を推奨しており、検索ランキングの決定要因として、SSL化しているかどうかを使用することをウェブマスター向けブログで公表しています。
2.Webサイト表示の高速化
主要なブラウザーの最新版では、従来よりも高速なブラウジングを実現するHTTP/2の対応が進んでいますが、SSL化したページでしかHTTP/2は使えません。
サイト表示の高速化にも、常時SSL化することが重要となります。
サーバー証明書2つの役割
1.通信の暗号化
やりとりされるデータを暗号化します。通信途中で個人情報や決済情報といったデータが盗聴されたり書き換えられたりすることを防止します。
2.Webサイトの実在証明
ドメイン名の管理権限があることや企業の法的実在性を確認し、Webサイトが本物であることを証明します。
信頼性を求めるなら”OV証明書”
サーバー証明書には種類があり、それぞれ認証される項目が異なります。サーバー証明書を選ぶ際には、Webサイトの性質に適した種類を選ぶことが大切です。
企業サイトやECサイトには、暗号化を行うだけではなく、認証局がWebサイトを運営する企業や組織の法的実在性を確認・認証し、より信頼性が高いことをアピールできる「OV証明書」を設定することがオススメです。
サイトシールについて
Webサイトへの訪問者に対し、JPRSサーバー証明書による認証を受けていることをアピールものであり、セキュリティに考慮したサイトであると伝えることができます。
また、訪問者がサイトシールをクリックすることで、サーバー証明書の作法債を確認することもできます。
特に電子商取引(EC)や、個人情報入力などを必要とするWebサイトへの導入が効果的です。
価格(税込)
認証の種類 | 価格(年間) | ||
OV証明書 (組織認証) |
通常 | ¥48,400 | |
ワイルドカード | ¥96,800 | ||
DV証明書 (ドメイン認証) |
通常 | ¥4,400 | |
ワイルドカード | ¥17,600 |
取得条件
お申し込みいただくにあたり、以下の注意点をご確認ください。
また、以下JPRSサイトに掲載されている証明書発行に関する規則やポリシーについて、同意いただく必要がございます。
- JPRSサーバー証明書発行サービスご利用条件
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/pubcert-agreement.html - JPRSサーバー証明書発行サービスの取次に関する規則
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/toritsugi-rule-pubcert.html - JPRSサーバー証明書情報等の取り扱いについて
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/pubcert-data-handling.html - 証明書ポリシー(Certificate policy)
2019年8月1日以降に発行された証明書
・JPRSサーバー証明書認証局証明書ポリシー(Certificate Policy)
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/JPRS-CP.pdf
2016年4月26日から2019年7月31日までに発行された証明書
・JPRSサーバー証明書(ドメイン認証型)認証局証明書ポリシー(Certificate Policy)
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/JPRS-DVCP.pdf
・JPRSサーバー証明書(組織認証型)認証局証明書ポリシー(Certificate Policy)
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/JPRS-OVCP.pdf
- 認証局運用規程(Certification Practice Statement)
2019年8月1日以降に発行された証明書
・JPRSサーバー証明書認証局運用規程(Certification Practice Statement)
https://jprs.jp/pubcert/info/repository/JPRS-CPS.pdf
2016年4月26日から2019年7月31日までに発行された証明書
・セコム電子認証基盤認証運用規程(Certification Practice Statement)
https://repo1.secomtrust.net/spcpp/SECOM-CPS.pdf
お申込み
※本申込書は原本のみ有効です。FAX、コピー等では受付致しておりません。
各種資料
1.設定マニュアル
https://jprs.jp/pubcert/info/manual/
2.サイトシールについて